内容説明
1263年、アラゴン王国バルセロナにて、キリスト教とユダヤ教の宗教論争が行なわれた。国王ハイメ1世が「言論の自由」を保証して、高名なユダヤ教ラビと改宗キリスト教徒が、メシアと信仰をめぐって論戦を交える。その結果は?中世キリスト教の雰囲気とユダヤ人の運命がよく描かれている戯曲は、ユダヤ系英国人による傑作。宗教論争を「土台」にした人間ドラマ。興味深く、風刺やユーモアに満ちた洒落た文化論でもある。
著者等紹介
マコービイ,ハイアム[マコービイ,ハイアム][Maccoby,Hyam]
1924‐2004。英国の作家、リーズ大学研究教授、正統派ユダヤ教徒としてユダヤ教とキリスト教の関係を研究。著書多数
立花希一[タチバナキイチ]
1952年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科哲学専攻単位取得満期退学。秋田大学教育文化学部教授、欧米文化講座(現代思想)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- わかりやすい仏教保育総論