内容説明
情報化社会の端緒を開いたのはエレクトロニクス技術である。しかし自然界の情報という観点でとらえると、そこでわれわれの気づかないさまざまな情報がやりとりされている。無生物からの情報が生物をはぐくむ環境を作りだす。生物どうしは、化学情報を交換して競争したり協調したりしている。これらの情報にどうやってアクセスし、どのような形で応用していくか。言語をこえた第3の情報技術への期待は大きい。
目次
第1章 コンピュータと人間のつきあい方
第2章 情報技術の歩みをたどる
第3章 エレクトロニクスと生物のコミュニケーション
第4章 生物のセンシング機能に迫る
第5章 バイオコミュニケーションの未来
資料 「20世紀の予言」
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