内容説明
21世紀の技術的課題とはなにか。機械技術の「総合化」とはなにか。現代から次世紀へ贈る注目の提言。情報化社会・国際化社会へと急速に移行しつつある現代日本は、さらに21世紀に向かってどのように発展してゆくべきか。本書は斯界の権威による貴重な提言をまとめたものである。
目次
技術の発展へのフィロソフィー(石井威望)
バイオモータとその可能性(清水博)
超微細加工を支える環境技術―スーパークリーンルーム(大見忠弘)
世界1周4万キロへの挑戦・ボイジャーの秘密―先進複合材料の現状(松井醇一)
超電導電磁推進船(佐治吉郎)
限りなく広がる作業空間・極限作業ロボット(鷺沢忍)
物質の究極構造に挑む―トリスタン計画をめぐって(西川哲治)
長大吊橋を支えるケーブル技術―大自然に挑む本四連絡橋(後藤勇)
Hシリーズ・ロケット(十亀英司)