目次
1 本当の医療とは(日本の医療は進歩したか?;子どもの能力の高さ ほか)
2 日本人本来の食を取り戻そう(まずヒトという動物であることを忘れずに;住んでいる所の食べものをとるのが原則 ほか)
3 生活環境を考えよう(日本とヨーロッパの衣服・住居の違い;皮膚呼吸を妨げる石油製品 ほか)
4 子どもを病気から守るには(人間をダメにする歯磨き;増えてきた「小児成人病」 ほか)
5 次世代に対する私たちの義務(心のかたよりが生む現代の犯罪;次の世代に命を伝えるために)
著者等紹介
真弓定夫[マユミサダオ]
1931年3月6日、東京に生まれる。1955年、東京医科歯科大学卒業後、同大学病院小児科学教室入局。1961年、田無市・佐々病院勤務。1974年、武蔵野市吉祥寺にて真弓小児科医院を開設し、今日に至る
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感想・レビュー
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シフ子
4
本書によれば 戦後「日本のすぐれた民族性を劣化させるにはどうしたらいいのか」と考え アメリカが徹底的に欧米化し 衣食住文化を乱そうとした結果が今の日本。牛乳が体にいいというのは刷り込みであり アメリカが余っていた小麦と牛乳を売り込んだ とある。宮崎の口蹄疫など 経済性を重要視するあまり 家畜の免疫が下がっているのを見ると 自然治癒力を下げる医療行為と 食の劣化でダメにさせられた人間行く末を暗示しているように思われる。「味噌汁は医者殺し」。慣れ親しんだカタカナ食事をどう転換し 何を選ぶかを考えさせる1冊。2001/06/11
シフ子
1
宇宙規模で考えるチェロキーインディアンにmyの発想はなく食べ物・家・土地は動植物を含めた全てに帰する。鉱物は地球という母胎の内臓にあたり今でもインディアンは石油や石炭を掘り出さないという。産業革命からこれらを電力に利用 1886年ニューヨーク中央発電所発会式でエジソン談「電気は非常に便利なものであるから使いすぎには充分気をつけなくてはいけない。」と警告。「反原発では原発はなくならない。原発がなくてもすむように1人ひとりが生活環境の電気の過剰使用を見直して脱原発をめざさなくてはいけない。(綿貫礼子)」P942011/03/26
Ayumi Katsukura
0
★2013年48冊目2013/06/25