内容説明
ネズミとハリネズミとリスとウサギとヘビはみんなともだちです。ところが、あるひ、ネズミはこんなうわさをききました。
著者等紹介
ケラー,ホリー[ケラー,ホリー][Keller,Holly]
アメリカの絵本作家。家族とともにコネチカット州ニューヘイヴンに住み絵本を作る
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学卒業後、公立図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みー
9
他館より。噂は噂。自分でちゃんと確かめなくちゃね!痛い授業料だったけれども、真実が分かってよかったね♪2017/06/15
遠い日
7
思い込み、先入観の愚かしさ。友だちなのに、噂の方を信じてしまったネズミの早合点。助けてもらうまで、わからなかったのはちと残念。見た目じゃなくていいやつって、いるんだよ。2018/04/03
D4C
7
先入観をもって人を判断しちゃダメだぞ!大事なことだけど、ついつい忘れがちな事を教えてくれる絵本です。2017/02/18
かっぺ(こと悩める母山羊)
5
☆3歳、「ヘビはネズミ食べないよね。」食べるよ、ホントはね。ヘビの悪い噂にネズミがビクビク歩いていたら、足元不如意で穴に落ちちゃった。ハリネズミ、リス、ウサギも助けられない。助けられるのはヘビだけ。この本、話の筋よりも動物たちの会話がよかったです。元の原作もあるだろうけど、翻訳者さんの訳がいいのだと思います。2013/07/18
ちこた
5
仲良しのヘビの怖い噂を聞いてしまったねずみ。ねずみはヘビが来ないか気になってきょろきょろしながら歩いていたら、なんと穴に落ちてしまった!「だれかたすけてー!」とやってきたのはヘビで……お友達との関係についてとても考えさせられる一冊。人の噂に惑わされ、大切な友達を疑ってはいけない。疑われても親切なヘビも素晴らしいし、疑ってしまったことを素直に謝るねずみも素晴らしい。2012/12/07