内容説明
将棋ライターの紅一点、自らも女流アマ強豪としてならす、湯川恵子の人気連載エッセーが単行本になりました。鬼が棲むか、蛇が棲むか、奇人・変人の集まりと言われる将棋界に、ペンを片手に飛び込んだ奮戦記。盤をはさんだ人々の泣き笑い人生を、オンナの感性でペーソス豊かに描いています。将棋ファンだけでなく、だれもが楽しめる1冊です。
目次
なによ帯ぐらい
夜の新宿真剣二枚落ち
負け惜しみ
長崎の人
愛するはひとり
内藤国雄
棋界の天皇陛下
ユーアー将棋シック
あぐらの母
イメージ時代
女の早指し
私流美人論
ヨネさんの千日手
湘南の女高生
ゼンゴ逆