CT自由自在

CT自由自在

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  • サイズ B5判/ページ数 113p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784895539296
  • NDC分類 492.43
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 CTの基本的な原理・撮影技術からヘリカルCTやマルチスライスCT等、最新の話題も含めて、CTを自由自在に扱えるテクニックをイラスト、写真を多用し簡潔・平易に解説した入門書。    

《目次》
I CTとは
 1 X線CTの原理
 2 X線CTは何を画像化しているのか
 3 X線CTと他の画像装置の違いは?
 4 X線CTの歴史
 5 スキャン方式の世代分類
 6 交互回転方式と連続回転方式
 7 CT装置の構成
 8 CT装置に要求される条件
 9 CT値(HU:ハンスフィールドユニット)
 10 ウィンドウ機能
 11 スライス感度プロフィール(SSPz)
 12 パーシャルボリューム効果(部分体積効果)
 13 ビームハードニング(線質硬化)
 14 CTの性能評価
 15 CTの3つの分解能(空間分解能・コントラスト分解能・時間分解能)
 16 空間分解能に関与する要素と改善策
 17 コントラスト分解能に関与する要素と改善策
 18 時間分解能に関与する要素と改善策
 19 スループット(検査処理能力)
 20 検出器のオフセット配置(Q-Q方式)
 21 シフト機構
 22 アーチファクト
 23 アーチファクトの解析
 24 肩・骨盤の線量不足によるアーチファクト除去
 25 ビームハードニング補正
 26 ヘリカルスキャン(スパイラルスキャン)
 27 展開図による補間法の理解
 28 ヘリカルスキャンの補間法(360°補間法)
 29 ヘリカルスキャンの補間法(180°補間法・対向ビーム補間法)
 30 展開図からCT画像の体軸方向の投影データ範囲を求める
 31 展開図からCT画像の投影データの量を求める
 32 ヘリカルスキャンによるスライス感度プロフィールの変化
 33 きしめん現象(Flat Noodle Phenomenon)
 34 マルチスライスCT
 35 マルチスライスヘリカルスキャンの補間再構成
 36 マルチスライスCTのコーン角とは
 37 マルチスライスヘリカルスキャンにおけるヘリカルピッチ
 38 マルチスライスヘリカルCTの展開図の作成法
 39 展開図からわかるマルチスライスCTの特長
 40 リアルタイムCT
 41 CT透視法・IVR-CT
 42 リアルプレップ技術
 43 次世代のCT装置

II 実用編
 1 X線検査室のレイアウト
 2 CT検査の流れ
 3 診療放射線技師の業務
 4 看護婦(士)の業務
 5 書類,パンフレット,掲示物
 6 こんな質問,こんな誤解
 7 エラー防止のためのチェック事項
 8 緊急時(当直時)のCT検査
 9 CT検査時の工夫
 10 今日からできるペイシェントケア
 11 どうしよう,外国人の患者さんだ!
 12 フィルム撮影と画像データの保管

III 情報編
 1 X線CTのフィルムにはどんな情報が書かれているのか
 2 メーカー別テクニカルターム
 3 CTに関する学会,研究会,セミナー

内容説明

X線CTについて、初級者、初学者が最低限理解しておかなければならない内容につき、簡潔に解説した。X線CTの「原理、撮影技術」「補間法」「ウインドウ機能」「アーチファクト」そして最新の「マルチスライスヘリカルCT」まで、短時間で一通り横断的に理解できる。難解なマルチスライスヘリカルCTも「展開図」からわかりやすく解説してある。臨床の実際を「実用編」で、臨床で使える「+α」を「情報編」で解説した。「Key Words Index」「略語一覧」も設け、使いやすく配慮した。

目次

1 CTとは?(X線CTの原理;X線CTは何を画像化しているのか;X線CTと他の画像装置の違いは? ほか)
2 実用編(X線検査室のレイアウト;CT検査の流れ;診療放射技師の業務 ほか)
3 情報編(X線CTのフィルムにはどんな情報が書かれているのか;メーカー別テクニカルターム;CTに関する学会、研究会、セミナー)

著者等紹介

辻岡勝美[ツジオカカツミ]
藤田保健衛生大学衛生学部診療放射線技術学科講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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