出版社内容情報
《内容》 糖尿病網膜症や網膜中心静脈閉塞症に認められる難治性疾患である血管新生緑内障について、その診断から治療までを各執筆者の手術にあたっての工夫やコツを交えながら解説。 《目次》 1.診断 2.網膜光凝固 糖尿病網膜症/網膜静脈閉塞症/内頸動脈閉塞症 ■私のポイント:散瞳不良の症例/白内障がある症例/最周辺部照射のコツ/内眼手術直後のレーザー照射 3.硝子体手術4.白内障硝子体同時手術 5.トラべクレクトミー 6.トラベクレクトミー + 硝子体同時手術7.経強膜毛様体レーザー凝固 8.内視鏡毛様体レーザー凝固 9.Case report 臼井氏法/毛様体濾過手術/直筋下冷凍凝固術/Seton手術
内容説明
本書の前半は、血管新生緑内障の診断と代表的疾患の網膜光凝固治療について述べている。いわば血管新生緑内障の定石である。病態から光凝固の実際的なコツまで網羅しているのが、本書が他の教科書と異なるところである。本書の後半は、血管新生緑内障に対する観血的手術である。ここからは定石といったものはなく、様々な施設で様々な術式が試みられ、その成績が報告されている。未だ確固とした手術選択の基準はないので、できるだけ様々な術式を盛花的に並べてみた。
目次
1 診断
2 網膜光凝固
3 硝子体手術
4 白内障硝子体同時手術
5 トラベクレクトミー
6 トラベクレクトミー+硝子体同時手術
7 経強膜毛様体レーザー光凝固
8 内視鏡毛様体レーザー凝固