出版社内容情報
《内容》 基礎医学の進歩により神経科学も目覚ましく発展している中、神経系臨床医に必要とされる関連領域の学際的知識が得られるシリーズ。 脳腫瘍を手術手技的な側面のみから解説するのではなく、その最新の病態と治療法を総合的に捉えて解説。脳神経外科、神経内科、麻酔科、基礎医学分野等の各科医師に役立つ書。 《目次》 悪性腫瘍の発生と治療の変遷：日本脳腫瘍全国統計を中心に 悪性腫瘍のバイオロジー サイトカイン・ネットワーク／他 神経皮膚症候群（遺伝性脳腫瘍疾患）の遺伝子病態 脳腫瘍診断の新戦略 fast MRI：高速撮像法の現状／他 脳腫瘍治療の新戦略-1 遺伝子治療研究の現状／他 脳腫瘍治療の新戦略-2 ガンマナイフ／ニューロナビゲータ／ブレインマッピング／他 脳原発性悪性リンパ腫の問題点と最近の進歩 悪性リンパ腫とウイルス／他 傍腫瘍症候群 Lambert-Eaton筋無力症候群／他
内容説明
本書では、脳腫瘍研究のトピックスを多面的に取り上げた。日本の脳腫瘍全国集計をはじめに紹介し、次に脳腫瘍のサイトカイン、増殖因子受容体、癌抑制遺伝子解析などの生物学的解析の知見についてまとめたものである。
目次
悪性腫瘍の発生と治療の変遷―日本脳腫瘍全国統計を中心に
悪性腫瘍のバイオロジー
神経皮膚症候群（遺伝性脳腫瘍疾患）の遺伝子病態
脳腫瘍診断の新戦略
脳腫瘍治療の新戦略
脳原発性悪性リンパ腫の問題点と最近の進歩
傍腫瘍症候群
