性と性格

性と性格

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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784895460231
  • NDC分類 141.9
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

10
「男性は意識的に生き、女性は無意識的に生きる」と著者。女性蔑視の一言に尽きるが、さらにそれを踏まえ、「天才は最高程度の男性である。つまり女性に天才はいない」「女性は論理とはおよそ無縁な存在である」と言葉を連ねる。相当モテなかったんだろうなと勘繰りたくなる。この書を刊行したのが23歳の時。青年の大感情を必死に理論で糊塗しようとする。ニーチェへの攻撃にもそれが表れる。青い。2019/03/17

夕刻

6
人間をセックスではなくジェンダーで考察するところは面白かったが、そこから導き出される帰結はとんでもない。女性軽視どころか女性の存在を否定するものであり、鵜呑みにできるものではない。若かりし頃のヴィトゲンシュタインが読んだと伝記で読んだので本書を読んでみたが本書を信じれば女性嫌いになるだろうなあ。2013/12/08

季奈

0
本書は女性蔑視の書と言われることが多々あるが、自分はそのような印象は受けなかった。 なぜなら、ここで扱われている女性という性は、言わばステレオタイプな女性であり、現代に至っては生きた化石だろうからだ。 少数の、男性に媚び諂う女性は、今日の女性解放運動で撃滅されんことを願うが、革命思想の女性らが私の予想とは裏腹に、性に隷属されていないとは限らないことが、一番の心配と言える。 そして女性を性の傀儡としてしまう最大の要因、henideはSNSに影響を受けやすい現代人にも、適用できる概念ではないだろうか。2019/10/09

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