内容説明
知ってますか、県民のヒ・ミ・ツ。定説や常識、かんちがいや偏見と向き合い、「なぜ」「どうして」に答える、誰も知らない秋田県民の基礎知識!
目次
久保田藩か佐竹藩か秋田藩か
あきた弁と標準語
「ええふりこぎ」と「せやみこぎ」
菅江真澄は密偵だったのか
秋田はなぜ新政府軍になったのか
遠藤章はなぜノーベル賞をとれないのか?
通夜の前に火葬する不思議
秋田美人のルーツを探して
小野小町が「世界三大美女」のわけ
「県民歌」の問題点〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
15
秋田雑学エッセイ。新聞の地方ページ連載。あきたこまちは80年代誕生、酒蔵の繁栄は明治後期からと、食に関して有名なものは意外と最近のもの。ババヘラが実は違法なゲリラ営業ってのは、だろうなぁと苦笑い。衛生環境とか考えたくない(笑)県北は元盛岡藩が混ざっていたり、主要産業が米じゃなかったりと、他地区と文化が違うのは納得。北前船については知らなかったので勉強になりました。昔は日本海側が表日本だったなんて…2019/08/02
じゅんぺい
1
本書の一番のテーマがあとがきに書かれていた。エスノセントリズム(地域ナショナリズム)への挑戦。なるほど、秋田の県民性はマスコミ等で植えつけられたかもしれないし、ババヘラアイスにはダークな背景があったのかと教えてもらった。県北と県南部では産業、歴史の違いから、文化の相違があるとは県民ですら知ってそうで知らない部分だと思う。もう少し地元、地域を掘り下げて思考する機会や場面が増えればいいと思う。2019/08/14
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- 和書
- 夢をかなえるゾウ 〈1〉