内容説明
生活文化史料として類をみない記録遺産ともいえる真澄の著作は、どのようにもたらされたものなのか。遊歴文人を旅へといざなった淵源を著作の内部にまでわけいり、考察する。
目次
第1章 菅江真澄の魅力は何か
第2章 「蝦夷」への憧れ―松前渡海まで
第3章 「いにしへ」探究の真澄の旅・学
第4章 クニコトバの生活世界
第5章 真澄の「ひがおもひ」―金花咲く「みちのく山」探索
第6章 「絵引」をする菅江真澄
第7章 日記から地誌へ―日記体地誌の位置づけ
第8章 真澄の地誌と『郡邑記』―消えた村への関心
第9章 菅江真澄の著作と学問について
著者等紹介
菊池勇夫[キクチイサオ]
1950年、青森県に生まれる。立教大学・同大学院で日本史学(近世史)を学び、現在宮城学院女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 徳川諸家系譜 〈第2〉