双葉文庫<br> 猫でござる〈2〉

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双葉文庫
猫でござる〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575668674
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



柏田道夫[カシワダ ミチオ]
著・文・その他

内容説明

このごろお江戸で流行るもの。女蚤取り、猫小僧。タマにニャロ吉、猫忍クロ。白猫志乃の妖術に、侍四人が倒れ伏す。愛猫さもじに別れを告げる、西郷どんの目に涙―。愉快で気ままでときどきホロリ、名前はなくとも誇りはある。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が贈る、福招く傑作時代小説シリーズ第二弾!

著者等紹介

柏田道夫[カシワダミチオ]
1953年東京都生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。脚本家、小説家、劇作家。95年、第2回歴史群像大賞、第34回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2010年、脚本を手掛けた映画『武士の家計簿』が大ヒットを記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nazolove

26
続編で色々固まったかな、という印象であった。 猫も上手いことこの江戸時代で生き残ってるな、という印象をうけた。 個人的にはやっぱりラストの猫視点語りが面白くてあとはぶっちゃけ猫関係ないやろ、と思ってしまう話であった。 うちの猫もこんなことを思いながら生きているのかな、と思い、また私も今いるうちの猫を大切にしていきたいな、と思った。2018/04/13

山猫

14
前巻から間が開いたので、「まろ」の話はすっかり忘れていた。お玉成郎吉の過去もよくわかったので、次あたりで岡倉の目論見の種明かしで完結かな ?「妖怪」=鳥居耀蔵だが、その鳥居に「奸物」呼ばわりされたあの人物が出てきてもいい頃合いではある。2018/01/31

マサキ@灯れ松明の火

13
白猫志乃さんのお話が面白かったですね。「まろ」のその後が描かれておりました。「あちき」のその後も描いて頂きたいです!お玉さんには、「ちゃわん」と「とくり」という猫家族がおりましたのね(笑)成郎吉さんと「クロ」は、相思相愛ですか?2018/04/07

Norico

11
対決の途中で終わった前巻の続き。経緯はなんとなく分かったものの、そこからお頭の目論見が明かされるのかと思いきや。お玉やニャロ吉の江戸にきてからの話になり。謎の白髪美女の活躍あったり。時系列がよく分からなくなってしまった。2020/06/07

姫ママ=^・ω・^=

5
第2弾。う~ん、今回あんまり猫 活躍しなかったなぁ☆ 舞猫一座の猫たち……芸の仕込み方が可哀想というか酷いというか。昔、本当にこういう一座ってあったのかな?そっちが気になっちゃった☆^^; 志乃さんおの話は私的にはイマイチだった。。。もっと猫を活躍させた形で読みたかったな~3巻目も予約してるから、次巻に猫の活躍を期待しよぅっと♪2019/08/06

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