内容説明
昭和13年から昭和20年まで、国策として満州(中国東北部)へ渡った少年たちがいた。彼らはどのように募集、送出され、どのような生活をしたのか。新資料の発掘等々に十年の歳月をかけ、少年たちの姿を追い求めた一冊!!
目次
第1章 概説(経緯;募集 ほか)
第2章 送出(「教育勅語」の威光明治・大正・昭和初期;戦争体制維持教育の端緒一二(1937)年 ほか)
第3章 中隊(筒井中隊(*伊拉哈先遣隊)
手塚中隊 ほか)
第4章 混乱(興安北省;興安東省 ほか)
第5章 総括(組織の問題点;特異な体験 ほか)
著者等紹介
後藤和雄[ゴトウカズオ]
昭和21(1946)年1月、中国・遼寧省鞍山市生まれ。昭和44(1969)年3月秋田大学教育学部卒業後、高等学校、養護学校に勤務。平成16(2004)年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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