内容説明
幼児虐待、無防備セックス、ドラッグ…。極彩色に輝く新宿ネオン街で若者たちは、壊れた玩具のように生きていた。ハチャメチャに、そして精一杯―。新進気鋭の若手作家が現代に放つ、ナイフのようなピカレスク・ミステリー。
著者等紹介
寺西一浩[テラニシカズヒロ]
1979年生まれ。27歳。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。第44回名古屋タイムズ少年少女賞受賞。参議院開設50周年論文優秀賞受賞。大学在学中に出版した文壇デビューエッセイ『ありがとう眞紀子さん』がベストセラーに。2004年、株式会社トラストミュージックエンタテインメント代表取締役社長に就任し、島倉千代子歌手生活50周年事業を大成功に導く。『島倉家~これが私の遺言~』(島倉千代子著)をプロデュースしベストセラーに導く。2005年、ミス日本コンテスト審査委員に抜擢。2006年には小説『クロスセンス』を出版し、発売2週間で第11刷を記録するベストセラーとなる。作家活動以外にも、演出家として、銕仙会能楽研修所にて『寺西一浩朗読シリーズ第1弾~芥川龍之介を読む』(出演/雪村いづみ・大坂俊介・神田山陽・新内剛士他)を主宰、大成功をおさめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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