内容説明
日本に生息する両生類100種類を網羅。成体だけではなく卵、幼生、幼体も掲載。生息地での生き生きとした姿を美しい写真で紹介。携帯できるちょうど良いサイズで愛好家の野外観察、研究者のフィールドワークにぴったり。環境省レッドリスト2020の絶滅危惧種等の環境保全関連の情報もカバー。
目次
第1章 生体・識別(有尾目;無尾目)
第2章 卵・幼生
第3章 生態・野外
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
新刊、前回も素晴らしかったけど今回も素晴らしい!アマガエルの個体差が紹介されているページの美しさ、生息地で生き生きと暮らすアカハライモリの画像…。我が家のイモリたちはマザー軍団10匹が大きな水槽なものの、第二世代、第四世代、第六世代は小さい水槽にそれぞれ入っているので胸が痛みました。とはいえ元の生息地にはなすわけにもいかないしなあ…。2021/07/29
スリカータ
17
第2版も素晴らしかったが、満を辞しての第3版。先日、山間の池におたまじゃくしを見つけた。よく見ると3種類いた。頭が丸く黒いもの、白っぽいもの、頭が細長く黒いもの。判別にこの図鑑が活躍した。カエルのみならず、おたまじゃくしまで各種取り揃えて紹介しているからだ。両生類好きには堪らない一冊。冒頭のオオサンショウウオを見ただけで、心ときめく。2021/04/10
kaz
1
こうやって眺めると日本に生息する両生類は色、形ともにかなり地味なものが多い。オオサンショウウオの幼生はちょっと可愛いが。故郷の近くにいろいろなサンショウウオが生息しているとは知らなかった。図書館の内容紹介は『日本に生息する両生類100種類を網羅。成体、卵、幼生、幼体をはじめ、生息地での生き生きとした姿を美しい写真で紹介。環境省レッドリスト2020の絶滅危惧種などの環境保全関連の情報もカバー』。2021/03/18