ニホンヤモリ夜な夜な観察記

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895312059
  • NDC分類 487.93
  • Cコード C0045

目次

ヤモリについて
ヤモリ観察日記(ヤモリの体の特徴;脱皮)

著者等紹介

鈴木欣司[スズキキンジ]
元県立高校生物科教諭。埼玉県秩父市生まれ。フリーランスの動物生態写真家として活動中。1939年生まれ。埼玉大学卒業。国立科学博物館動物研究部特別研究生。埼玉県動物誌編集委員。全日本科学教育振興委員会及び読売新聞社より賞を受ける。第79回放送記念日に、日本放送協会さいたま放送局より感謝状を受ける。日本哺乳類学会、日本霊長類学会会員

鈴木悦子[スズキエツコ]
元県立高校理科実習助手。埼玉県秩父市生まれ。フリーランスの動物生態写真家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

詩歌

14
動物好きのフィールドワーカーが、自宅の庭でヤモリに注目した観察記録。写真多用、アリに向かって尻尾を振る若者ヤモリの連写が可愛い。車のホイールに逃げ込んだヤモリを見て分布区域拡大の夢を夢想したり、「幻の蛇」タカチホヘビを見つけて驚かさないように身を縮める観察者(文の結びは"ヤモリは餌にはならないようである")。巻末に載っている爬虫類図録には、方言名や天敵(時に季語)まで記載してある。著者は観察する家族の様子を俳句にしようとしてたけど、完成しなかった模様。短歌じゃなかった(笑)2015/01/14

yamakujira

8
タイトルの通り、ヤモリを観察した日記風な記録だ。飼育個体じゃなくて、自宅の庭に生息する野生のヤモリなのが興味深い。蛾を捕食するのは当たり前だけれど、大きな蛾にびびる様子がおもしろい。大きな目を持つのは美的造形じゃなくて夜行性ゆえなのを知っていても、つぶらな瞳はかわいいね。ヤモリの観察を目的としながら、ついでに見つけた生きものについての紹介も楽しい。そういえば、先日、タカチホヘビを見たなぁ。写真が多くて読む文章は少ないものの、著者の「ヤモリ愛」が伝わって微笑ましい。 (★★★☆☆)2017/05/10

スリカータ

4
日本各地を渡り歩いたフィールドワーカーのご夫婦が自宅庭の野生ヤモリに注目して観察した本。編集が凝っていてわかりやすい。野生ヤモリでも個体を特定して追跡している。ヤモリが中心だが、それを巡る生き物も多数登場し、写真も上手い。ヤモリ愛が伝わる本です。2017/09/23

くろじら

1
庭木に来るニホンヤモリを2012年の一夏観察した記録.特に何かドラマチックなことがあるわけでもなく,淡々と記録されている.あまりヤモリのことを深掘りしているわけではなくて,むしろ樹液に来る蛾が主役のような感じがしないでもない.2020/10/05

kogiku

0
ほんとうにコアな観察記だった。2014/12/29

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