出版社内容情報
【S2000(RG:国内仕様エンジン2.2L化モデル)日本デビューから20年】真の上質を追求した「リアルオープンスポーツ」のコンセプトのもとに開発されたホンダS2000は、オープンスポーツカーとして日本のみならず海外でも人気車となり、2009年に生産が終了した後も多くのファンが存在している。本書では、S2000の企画の発端から開発の経緯に至るまでを、各部門の担当者21名が詳細に綴る。巻頭口絵ではデザイン開発の変遷を、貴重な資料も掲載して担当者自らが解説。さらにカラーカタログによるモデル変遷や、生産台数、年表なども収録して資料性も充実している。2005年のマイナーチェンジにより2.2Lエンジン搭載のS2000(RG)が日本でデビューして20周年を迎えるにあたり、品切れていた同書のカバーデザインを一新して刊行する二訂版。
目次
第1章 開発序章
第2章 S2000量産開発スタート
第3章 先行開発テスト
第4章 量産開発の本格スタート
第5章 生産工場
第6章 発表
第7章 MMC 進化 さらなる完成形へ
著者等紹介
唐木徹[カラキトオル]
S2000 パワーユニット開発責任者。1985年(株)本田技術研究所入社。以来、アコード、レジェンド系のエンジン設計を担当。S2000では先行開発から最終モデルまで携わり、途中2000年よりNSXの開発を兼務
塚本亮司[ツカモトリョウジ]
S2000 車体開発責任者。1985年(株)本田技術研究所入社。完成車性能研究部門に配属。以降スポーツカー研究プロジェクトを経て、初代NSX、S2000、2代目NSXの車体開発責任者を務め、2015年より(株)本田技術研究所技術広報室を経て、本田技研工業(株)広報部に所属し、訴求活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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