出版社内容情報
日本のみならず、世界の建設機械の200年超の歴史と、その変遷を、貴重な写真を多数収録して解説した決定版。
蒸気機関の誕生によって急速な進化を遂げた建設機械。その歴史を詳細にまとめた『写真でたどる 建設機械200年』の内容を全面的に見直し、刊行後の約10年分の情報を追加収録した[増補二訂版]
内容説明
日本のみならず、世界の建設機械の200年超の歴史とその変遷を、貴重な写真を多数収録して解説した決定版。蒸気機関の誕生によって急速な進化を遂げた建設機械。その歴史を詳細にまとめた『写真でたどる 建設機械200年』の内容を全面的に見直し、刊行後の約10年分の情報を追加収録した。
目次
はじめに
建設器械の時代 18世紀以前
建設機械の曙 1801~1850年
蒸気トラクタ発達とスエズ運河工事 1851~1880年
100年前の世紀末 1881~1900年
クローラの発達史 1860~1910年
多様なエンジンの実用化とパナマ運河工事 1901~1910年
日本の建設機械導入と第一次世界大戦 1911~1920年
建機の多様化と恐慌 1920~1930年
ディーゼルエンジン実用化 1931~1940年〔ほか〕
著者等紹介
大川聰[オオカワサトシ]
1946年横浜市生まれ。1969年慶応義塾大学工学部を卒業。(株)小松製作所入社。以後、技術研究所、エンジン開発センター、本社商品開発室、建機研究所、システム開発センター、研究本部などで勤務。全ての建設機械に使われるエンジン、自動変速機、油圧機器、作業機用の装置・部品・材料の改良開発と、燃料・潤滑油の研究開発に従事。また、難燃性潤滑油仕様の特殊油圧ショベルの開発にも携わる。これらの研究開発と同時に建設機械の発達史を研究して現在に至る。2008年コマツ退職。2014年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所の研究員として、システムズモデリング言語(SysML)により建設機械の作動を記述して問題点を解析する研究を行なう。2019年9月に「建設機械の駆動システムでの潤滑油類が起因となる故障への対策―システムズエンジニアリングアプローチからの再考」の論文により同大学より博士号(システムエンジニアリング学)を取得。現在は日本建設機械施工協会の『建設機械要覧』編集委員会の委員であり、その中の「建設機械化の歩み」執筆を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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