内容説明
1970年に登場した「ジムニー」は、当時360ccクラスの軽自動車で、唯一の本格的な四輪駆動車として誕生。悪路走破性と軽量な車体による取り回しの良さにより山間部、積雪地の重要な交通手段として活躍してきた。軽自動車のジムニーをベースに小型車用エンジンを搭載し、1977年に発表・販売された「ジムニー8」は、海外市場においても小型で本格的な四輪駆動車として評価され、世界からも多くの支持を得ている。これらの「ジムニー」シリーズは、199の国と地域で、幅広く活躍し、世界累計300万台以上を販売したスズキを代表する車種である。
目次
ジムニーの50年(ジムニー発売までのスズキ小史;第1世代ジムニー;第2世代ジムニー;第3世代ジムニー;第4世代ジムニー)
カタログでたどるスズキジムニーの50年(元祖 ホープスターON型;第1世代;第2世代;第3世代;第4世代)
著者等紹介
当摩節夫[トウマセツオ]
1937年、東京に生まれる。1956年に富士精密工業入社、開発実験業務にかかわる。1967年、合併した日産自動車の実験部に移籍、1970年にATテストでデロイト~西海岸を車で1往復約1万キロ走破。往路はシカゴ~サンタモニカまで、当時は現役であった「ルート66」3800kmを走破。1972年に日産自動車、海外サービス部に移り、海外代理店のマネージメント指導、KD車両のチューニングなどにかかわる。1986年~1997年の間、カルソニック(現マレリ株式会社)の海外事業部に移籍、豪亜地域の海外拠点展開にかかわる。1986年~1989年の間シンガポール駐在。現在はRJC(日本自動車研究者 ジャーナリスト会議)および、米国SAH(The Society of Automotive Historians,Inc.)のメンバー。1954年から世界の自動車カタログの収集を始め現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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