内容説明
米国機密写真で語る日本人が知らなかった終戦秘話。当時の日本の航空基地の姿やその後の進駐軍による破壊行為の細部を物語る珍しい写真集。
目次
第1章 戦争の推移
第2章 日本進駐への道筋
第3章 ミートボール(日の丸)と鳥(日本軍機)の死骸
第4章 各地の航空基地への実地調査
第5章 最良の残存機を集める
第6章 ブルドーザーによる破壊と焼却
第7章 残存機救済への努力
第8章 海外で運用された日本軍機
第9章 残っている宝物としての日本軍機
著者等紹介
ミケシュ,ロバート・C.[ミケシュ,ロバート・C.] [Mikesh,Robert C.]
スミソニアン協会の国立航空宇宙博物館の元首席学芸員。21年間米空軍に在籍し、パイロットとして主にマーチンB‐57およびプロペラ機や、その他のジェット機を操縦。その中の8年間、日本に配属され、日本の航空史を深く研究・調査。戦闘出撃としては、朝鮮戦争でのB‐26による夜間輸送路攻撃やベトナム戦争でのO‐2Aによる前線統制官(FAC)がある
石澤和彦[イシザワカズヒコ]
1937年4月10日生まれ。大学卒業後、1961年石川島播磨重工業(IHI)航空宇宙事業本部に入社。技術提携エンジンの組立指導および国産機搭載への改良設計に携わる。1972年より将来機種の技術に関する海外市場動向調査を担当。1980年より国産中等練習機用国産エンジンの開発でチーフエンジニアを経て技術部長。防衛庁向け全エンジンの技術統括を務める。1991年より日本航空機エンジン協会(JAEC)の技術部長として国際共同の開発における技術統括。1994年よりIHI航空宇宙瓜事業本部技術開発事業部長としてエンジンの研究開発の統括。1997年より2000年まで超音速輸送機用推進システム技術研究組合常務理事として国際共同研究の技術統括。現在、航空ジャーナリスト協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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