出版社内容情報
★出版社の用意いたしました外箱に、直接伝票を貼ってのお届けとなる場合がございます。ご了承ください。
貴方の目の前に一通の茶封筒があります。封を開けて中を確認すると、折りたたまれた数枚の原稿用紙が入っているのが見えました。貴方はふと、それに目を通したいという衝動に駆られました。
人気アーティスト・ヨルシカで作詞作曲を手がけるコンポーザー・n-bunaが原案・執筆を担当する、まったく新しい形の文学作品。
封筒32通・原稿用紙と便箋あわせて約170枚で構成され、読者が実際に封筒を開封しながら体験できるという、異例の“体験型文学”。
【あらすじ】
「チラシを拝見しました。もしよろしければ、僕の作品を添削していただけないでしょうか?」
一通の手紙から始まった、詩を書く少年と文学に詳しい「先生」の奇妙な文通。
「君はこれから、途方もなく広い砂の海から、たった一粒の琥珀を見つけなければいけない」
先生の言葉に導かれ、少年は言葉と世界を知っていく。
だがある日、手紙のやりとりに潜むかすかな違和感に気づいて──。
密かな文通は、やがて思わぬ真実へとつながっていく。
「先生、先生はどういう人なんですか?」
実際の封筒と手紙を一枚ずつ開く体験を通して、令和を代表するアーティスト・ヨルシカが描く、まったく新しい“書簡型小説”。
【商品構成(予定)】
小封筒…32通
原稿用紙+便箋…170枚程度
大封筒…1個
外箱(315mm×315mm)…1個
※本商品に音源の収録はありません
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
朗読者
23
ヨルシカn-bunaさんの往復書簡型小説。序盤は曲紹介にストーリーをつけただけかと思いきや、10通目からミステリが顔を出して、やがて大展開が来て、ラスト32通目の感動へと向かっていく短編小説でした。主人公の作るメロディ付きの詩は、ヨルシカの実在曲なので、脳内再生しながら読む不思議な体験でした。オマージュと引用の違いに悩む、過去の罪に悩む、不治の病に悩む、自分と作品の境界に悩む、悩みに満ち溢れた作品でした。すべてn-bunaさんの悩みかも。ワイルド、カント、朔太郎、賢治、啄木、白秋らへの愛溢れる作品でした。2026/03/01
じゅん
7
書簡型小説という新しい読書体験ができました。本じゃないからできる仕組みに驚きました!読み終わった後にアルバムの最後の曲「海へ」を聞くと映像がリアルに浮かび上がる。そして静かな幸福感と涙がでました。2026/03/08
ナシポム
6
大好きなアーティストのヨルシカの書簡型小説✉️ 手紙を32通170枚の手紙を開いて読むという仕組み。 ヨルシカの曲を知ってる方はもちろん、知らない方でも楽しめます。3月に出るアルバムともリンクしていて、ヨルシカの音楽の奥深さを知れます。大好き。2026/02/28
ふうた
5
本当に唯一無二な読書体験。読書と言っていいのか、人の人生の一部を覗いてしまったような。読み終わってなんとなくタイトルが二人称の意味がわかった気がした。いろんな意味で特別な小説です。2026/02/26
潜水艦トロイメライ
2
自分にとって思い出深い存在となった音楽バンド。盗作から小説家としての片鱗を見せつつあったn-bunaだが、あくまで曲に付す形で載ったものが殆ど。今作はCD無しで小説のみの販売だったので驚き、大切に読んだ。一度手紙を開封するともとに戻しにくく人にも貸せないところがいいなと思った。池澤春奈が筒井康隆の小説に評した「読者とは窃視者である」という発言が頭の片隅にあり、本作もまさしく手紙の内容を窃視するドキドキがあった。詩作の中でヒッチコックだけ抜かれていたのもよくできているなと感じた。全創作者に読んでほしい一冊。2026/03/05
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