内容説明
実作者の立場から、現代俳句の源流ともいうべき大正俳句を検討、鑑賞。その作風、特徴を探り、俳句精神から表現技術に至るまでを捉え直した。
目次
心の耳―村上鬼城
芸の冴え―渡辺水巴
骨太俳句―荘厳、高い格調―飯田蛇笏
雄勁な山岳俳人―前田普羅
感覚的自然詠―原石鼎
万葉的情熱の人―杉田久女
明るく逞しい向上心―竹下しづの女
繊細な情緒―長谷川かな女
写生への信念―阿部みどり女
俳諧一生―松根東洋城〔ほか〕
著者等紹介
小島健［コジマケン］
１９４６年（昭和２１）、新潟県に生まれる。石田波郷門・岸田稚魚に師事。稚魚没後、角川春樹に師事。第１回角川春樹賞、「河」賞等受賞。１９９５（平成７）年度、句集『爽』で第１９回俳人協会新人賞受賞。現在、「河」同人、俳人協会幹事、日本文藝家協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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