内容説明
人間の医療、悲しみを知る医師。地域医療を貫き通し、患者にとっての“心のふるさと”であった「町医者」の人生を辿り、失われつつある医療の本質を伝える。
目次
序章 五十三年目の閉院
第1章 紅蓮の炎
第2章 スカイツリーのふもとで
第3章 北の大地と開拓者魂
第4章 再びの歩み・命をつなぐ日々
第5章 家族の安らぎを得て
第6章 患者の側に立った医療
終章 無名の偉人
著者等紹介
平野久美子[ヒラノクミコ]
ノンフィクション作家。編集者を経て執筆活動へ。アジアと日本との関わりに興味を持ち、多角的に取材執筆、講演活動を続けている。2000年「淡淡有情・日本人より日本人」(小学館)で第6回小学館ノンフィクション大賞受賞、2011年「水の奇跡を呼んだ男」(産経新聞出版)で第60回農業土木学会著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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