内容説明
老いにとまどいながらも、悲しまず、何とか笑いにしたいと願うあなたに贈る、珠玉の短編集。
著者等紹介
三宅麗子[ミヤケレイコ]
1949年福島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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CD
1
本当にいつかどこかでだれしもが体験しそうな話ばかり 高齢者になった時、人生をどのように再発見するか、再生の物語の短編集です。 人目を引く展開や登場人物は出てこないけど、このような、人の心を優しい目で見つめる小説が出版されているということがうれしい。日本の文化の豊かさを感じます。2021/05/17
にら
1
人と人は、特に男と女は、どんなに長く共に時を重ねても、心の底から分かり合うことはないのだ、それも仕方が無いことなのだ。それを前提に、互いに歩み寄り認め合えば良いのだと、言われた気がした。2017/02/03