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内容説明
戦時下にも光あふれる学院があり、自由に生きる人びとがいた。父・伊作の型破りな教育方針や、与謝野晶子・石井柏亭らの刺激的な授業に彩られた文化学院の思い出。明るく豊かな少女時代から戦後のアメリカ留学まで、自由な意志で切り拓いた青春の道のりをつづる。
目次
乙女の園
文化学院の創立
女学部一年生
贅沢な音楽教育
若い時に読む文学
晶子先生の最後の授業
柏亭先生の絵の時間
軽井沢の夏
二年生になって
フランスの複製画
父親としての伊作
真珠湾攻撃
戦前・戦中の外国人たち
少女たちの毎日
女工さんになって
美術部に進級した春
学院閉鎖命令
人心撹乱罪の公判
私の英雄、大石誠之助
伊作の父ともんばあさん
あいつぐ空襲
軽井沢への疎開
高原での日々
池田山の我が家も焼けて
「ささやきの小路」と軽井沢病院
山草を食べて
終戦の日の青空
文化学院再開
混乱と絶望状態の日本
私のアメリカ大陸発見
楽しいアルバイトさまざま
カレッジ生活、エリックとの出会い
帰国、ソシアルワーカーとなって
ばら色の人生