内容説明
本書でペルツは、アロステリックタンパク質として、ヘモグロビン、ヘモシアニン、酵素、遺伝子リプレッサー、免疫グロブリン、そして巨大な複合体であるアセチルコリン受容体を取り上げている。また、アロステリックタンパク質の性質を原子のレベルで解明するのに、X線回折と特定部位への突然変異誘導法とを併用する新方法が、どれだけ有効であるかを述べている。
目次
1 序章
2 ヘモグロビン
3 ヘモシアニン
4 ヘムエリトリン
5 グリコーゲンホスホリラーゼ
6 ホスホフルクトキナーゼ
7 アスパラギン酸トランスカルバミラーゼ
8 グルタミンシンテターゼ
9 大腸菌のトリプトファンリプレッサーとメチオニンリプレッサー
10 免疫グロブリン
11 アロステリック膜タンパク質
12 考察