内容説明
本書は市場間の関係を重視する一般均衡論的立場に立ってミクロ経済学の基本的な考え方を厳密に、しかし多くの応用例を用いて分かりやすく解説した名著である。内容的にはかなり高度なものも含まれているが、本書を通じて読者は経済学がどのように人間行動の経済的側面を理解し説明しようとしているか、市場はどのように機能するか、また私たちの周囲で起こっている現象を理解する上でこれらの考え方がどのように応用できるかについて学び、また、経済学の有用性と面白さを味わうことができるものと確信している。
目次
3 市場の不完全性(厚生経済学、競争的均衡および市場の不完全性;独占;不完全競争;不確実性;ミクロ経済学のその他のトピック)