内容説明
木と土と草でつくって来た民家の温熱調湿性能を再評価し、そのサスティナブルな建築のあり方を継承する「新民家論」。パッシブソーラーシステムを40年間見つめて来た建築家が日本の住まい手、つくり手に日本の風土とともに息づく民家を提案する。
目次
「そらどま」+「呼吸する家」=「そらどまの家」
一万年の歴史から学ぶ民家の知恵
呼吸する家のあらまし
「そらどまの家」のシステム図
事例・宮城県仙台市の家
事例・神奈川県片瀬の家
「そらどま」の原理「どま」とは
「呼吸する家」の実現
土壁の調湿
土の遮熱力〔ほか〕