目次
生活保護ケースワークについて(ケースワーカーを取り巻く状況;生活保護行政の構造;対等性と行政責任;生活保護援助を考える ほか)
「生活保護手帳」の活用の仕方(生活保護手帳(実施要領)について
さらに深めて学ぶために)
著者等紹介
池谷秀登[イケタニヒデト]
東京都生まれ。帝京平成大学現代ライフ学部教授。東京都板橋区内の福祉事務所にて生活保護ケースワーカー、査察指導員を経て現職
森宣秋[モリノリアキ]
京都府生まれ。京都市役所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たっきー
8
生活保護の制度について初心者向けに学べるかと思いきや、それほど網羅されていなかった。生活保護は制度や法律に則って運用するものなのに、福祉事務所の体制や個々のケースワーカーの技量でその運用のされ方に差が出るというのは良くないと思う。きちんと扶助を行うにあたっての事務処理能力も、他の対人援助職より求められるところ。2016/05/04
ぞう
0
制度的なものが簡単に網羅されているのかと思ったけど、国(制度)、自治体(福祉事務所:制度を運用する側)、貧困の最前線で援助を行うCWのあり方に多くの紙面を割いていた。今の生活保護行政は、運用・解釈も含めてcwに負うところが大きく、困難な問題に直面したときの組織的体制が弱いというところは納得。CWは事務処理能力と相談援助能力のバランスが大切だ。そしてかなり強い権限・権力を持っていることに自覚的であること。2013/04/13
jupiter68
0
制度の話をざっと学習。これだけでは不十分。2012/08/12