内容説明
「構造改革」のなかで、健康日本21運動と健康増進法をかかげてすすむ保健の保険化と市場化、そして自己責任化に保健師と住民はどうとりくんでいくか。実践にすぐに役に立つ「生活の変容につながる保健講座の企画」「ヘルスメイト(地域の保健リーダー)の活動」のレジュメ付。
目次
第1章 社会保障「構造改革」とは
第2章 健康増進法をめぐって
第3章 国民健康保健と保健事業―健康増進法を念頭にいれての国保へルスアップモデル事業の検討
第4章 健康日本21運動とは
第5章 健康日本21運動と公衆衛生体制の後退
第6章 社会保険の民営化をめぐって
第7章 新しい健康づくりの活動にふみだそう
第8章 「健康づくり計画」を住民運動で策定しよう
第9章 地域を保健活動で組織することをめぐって
第10章 保健リーダーの活動などについて
著者等紹介
篠崎次男[シノザキツグオ]
1934年生まれ。日本高齢者運動連絡会事務局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。