出版社内容情報
「anan」「POPEYE」「BRUTUS」で日本の雑誌文化を牽引し、絵本の世界においても出版の文化を発展させた著者による自伝。解説 林綾野
内容説明
「anan」「BRUTUS」「POPEYE」日本の出版文化の一時代を築いた雑誌を生み出したアートディレクターであり、数々の名作絵本の作者としても知られる堀内誠一。エディトリアルデザインの先駆者であり、天才と呼ばれた著者が、戦前から1980年代までの雑誌と絵本作りの現場を生き生きと語る唯一の自伝が初の文庫化。各方面で活躍したクリエイターたちとの交遊録も必見。
目次
父の時代(多田北烏の回想;本所向島一丁目;「治ちゃんはスゴかったんだぞ…」 ほか)
私の時代(「僕はチブスだ、ウンコが赤い」;「ポパイのアリババ退治」;「少年期」―戦争後期 ほか)
その後―単行本未収録エッセー&インタビュー(図案家なりし父の時代;エディトリアル・デザインは編集の領域に首をつっこんじゃう;海からやってきた少女または沖の小娘 ほか)
著者等紹介
堀内誠一[ホリウチセイイチ]
1932年、東京生まれ。グラフィックデザイナー、絵本作家。14歳で伊勢丹の宣伝課に入社、23歳でアド・センター設立に参加する。「anan」の創刊時アートディレクターのほか、数々の雑誌・書籍でロゴデザイン、装幀、挿絵を担当。1974~81年には家族とパリ郊外に暮らした。多くの名作絵本を手がける。1987年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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阿部義彦
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