内容説明
本書は介護福祉労働としての特性は何か、介護福祉要求の特徴は何か、介護福祉労働において基本的に問われる援助視点は何なのかを、事例分析を中心にあらためて見つめ直していく。
目次
第1章 よいとこさがしの介護過程―ホームヘルパーを題材に
第2章 「気づき」という介護過程
第3章 自発性が芽生えるための介護過程―生活経験を主体的に意味づける
第4章 目的意識性を育てる介護過程―内的な発達要求、対象的活動への注目
第5章 その人らしさを生かしあう・輝かしあう介護過程
第6章 生きがいの節目をつないでいく介護過程
第7章 願いをわかちあう集団づくりと生活基盤を創造していく介護過程
第8章 介護福祉という仕事の特長と介護福祉職の発達
著者等紹介
石田一紀[イシダカズキ]
1951年、ヒロシマ(広島)に生まれる。立命館大学産業社会学部を卒業後、日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)を修了。福島総合病院にて12年間、医療ソーシャルワーカー、地域組織活動に従事する。現在、長野大学社会福祉学部教授。専攻は介護福祉論
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