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内容説明
「韓国的なもの」の根源に迫る。韓国文化のコンテクスト=文学・巫俗・朝鮮の美・金芝河、民衆神学・民主化運動、火病・甑山教、そして映画…。1970年から今日に至る50年間のその言説を徹底整理。個人・社会に通底する「恨」なるものを追究した画期的労作。
目次
1 序論
2 恨の定義
3 韓国の文化のコンテクストにみられる恨の概念:韓国的概念としての恨その1 1970‐80年代の恨の言説
3 韓国の文化のコンテクストにみられる恨の概念:韓国的概念としての恨その2 1990年代の恨の言説
3 韓国の文化のコンテクストにみられる恨の概念その3 2000年代以降の恨の言説
4 日本文化のコンテクストにみられる“恨”:「恨とは韓国的概念か」という問いを通して
5 結論:韓国のアイデンティティ論としての恨
著者等紹介
上別府正信[カミベップマサノブ]
1970年生まれ。中央大学法学部卒、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程、及びソウル大学校人文大学宗教学科博士課程修了。博士(学術)2008、哲学博士2011。韓国の長安大学校、ソウル女子大学校副教授を経て、中央大学政策文化総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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