内容説明
本書は、世界の有名なフランス香水について、香水に関する世界的なエキスパートである著者が調香師、クチュリエ、ボトルデザイナー、香水メーカーの経営者への長年にわたる詳細なインタビューも含め纏め上げた他に類のない価値ある名香物語です。
目次
1882‐近代の香水の夜明け
1889‐Jicky
1905‐L’Origan
1912‐L’Heure Bleue
1919‐Mitsouko
1921‐Chanel N°5
1922‐Nuit De No¨el
1925‐Shalimar
1927‐Arp`ege
1930‐Joy〔ほか〕
著者等紹介
エドワーズ,マイケル[エドワーズ,マイケル][Edwards,Michael]
現在、香水の世界でマイケル・エドワーズ氏ほど卓越した博識と情熱を持った人はいません。それにより自から主宰するワークショップに参加した多くの人々にフレグランスに関する新たな理解を与えてきました。彼の香水に関する著述の第一弾はフレグランスのバイブル的存在となった“The Fragrance Manual”です。それは香水販売関係者が、お客に新しいフレグランスを勧めるときの格好のガイドブックとして高く評価されています。現在シドニーを拠点に活動をしていますが、香水の都パリやニューヨークにも毎年滞在し、著作活動を行っています。そして現在またPerfume Legendsの第二弾である“American Feminine Fragrance”の取材にも取り組んでいます
中島基貴[ナカジマモトキ]
1943年8月長野県岡谷市川岸に生まれる。1968年群馬大学工学部修士課程終了(合成化学)。1968年4月花王(株)入社香粧品研究所、1983年7月同研究所香料第2研究室室長、1986年5月同社香料事業部事業部長、1988年12月同社香料研究所所長兼務、1999年9月同社業務品事業部病院・施設部部長、2002年3月31日花王(株)退社。2002年4月1日豊玉香料(株)入社開発部長、2004年6月30日豊玉香料(株)退社。同年12月1日塩野香料(株)特別顧問・雪国アグリ(株)相談役。群馬大学客員教授:1998年10月‐1999年3月国際香りと文化の会前副会長、現顧問。大分香りの森博物館館長:2003年4月1日‐2004年3月31日
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