目次
一月の章
二月の章
三月の章
四月の章
五月の章
六月の章
著者等紹介
大橋鎭子[オオハシシズコ]
1920年生まれ。1948年、花森安治らと共に雑誌『暮しの手帖』を創刊。初代社長として経営にあたりながら、花森編集長のもと編集にかかわる。第2世紀1号より、「すてきなあなたに」の連載を始める。1994年、同エッセイにより東京都文化賞受賞。2013年に永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひつじ
12
2月の章にあった「約束の白いリボン」より「コスタリカでは白は平和のシンボルです。みなさんもお国に帰ったら、毎月1日には、白いリボンをつけて、平和についての対話を始めてください。」 影響されやすい私は早速家にあった白い布でリボンを作り、ヘアゴムに付けてみました。リボンは柄じゃないけど毎月忘れないように付けるところから始めようと思います。2017/07/01
ちこ
4
懐かしい雰囲気が存分に表現されたすてきな本。 古き良き時代のお手本という感じ。 たまたま手に取って読んでみたのですが、これはぜひ1巻から読みたいな。2023/08/05
とーこ
3
ある程度読んでから、当時切り抜いてとっておいた文章があることに気づきました。マネをして作ってみた料理も。紹介されていた洋書を探して(読めもしないくせに)、飛行機に初めて乗ったことも思い出しました。上品な文章に、懐かしさと変わらなさを同時に受け止めました。きっとまた読み返すと思います。2015/12/08
くっきー
2
上品な文章ももちろんなんだけど、どの文章もタイトルが素敵。2019/09/23
Kazutaka Horii
2
「暮しの手帖」にて連載されているエッセイ。料理や服装についてのくだりを読むとターゲットは女性の本だと思う。しかし生活をしていく上で、例えば季節によって服装を変えることや食べられる物の違いを意識することについて書かれた項は、男性としてもシャンとしなきゃなと思わせてくれた。スピードが求められる時代だけれど、日々の暮らしをおざなりにしてはいかんなと思った。2018/03/27