内容説明
『スピリット』という視点からアロマテラピーをとらえた本書は、精油がおよぼす深遠な心理作用に焦点を当てています。香りがもたらす気分への明らかな作用は、緊張と焦燥感、沈んだ気分をやわらげる助けになります。精油の香りから、そして本書から、スピリットをかえりみてください。
目次
第1章 アロマテラピーの基礎理論(精油とアロマテラピー;アロマテラピーの実践;アロマテラピー・マッサージ;陰陽説;五行説;精油と占星学)
第2章 芳香植物事典40種
第3章 バランスをとり戻すには(バランスを回復させるブレンド;神経性の緊張と焦燥感;考えすぎと悩み;不安と懸念;注意散漫と物忘れ;自信喪失と低い自尊心 ほか)
著者等紹介
モージェイ,ガブリエル[Mojay,Gabriel]
はアロマテラピー、指圧、鍼、薬草医療の認定セラピスト。トラディショナル・ハーバル・メディスン&アロマテラピー・インスティテュートの校長。1987年から精油と東洋医学のクラスを持ち、教えている。RQA(the Register of Qualified Aromatherapists)会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花奈
6
私が知りたかったことがすべて網羅されている気がします。肌や体への薬理効果を解説した本はたくさん出ていますが、ここまでこころに踏み込んだ本は他には見当たらない。 アロマの勉強を数年続けるうちに、ここに書いてることに納得ができるようになった。 やはり、精油はこころに影響を与えるし、個々の精油によってその効果が違う。それを的確に解説してくれている本書は、まさにバイブル。これからの時代に必要なアロマテラピーの観点だと思う。2011/08/26
ざくろ
5
自然療法の学校でおススメされた本。忘れたってことがあったら、これを開いてます2018/08/13
静かな月を見てる
4
こんなにも真面目に敬意と歴史を重んじるアロマ本は初めて読んだ。アロマと占星学との関わりも興味深かった。 単純に、こんなときはこの精油がいいよという内容ではなく、なぜその精油がいいのかを深く解説し、なによりも心をケアすることを第一にして説かれていることが素晴らしい。良い本なので手元に置きたいけれど専門書のお値段だ・・・。お高い (^^;2021/09/02
ももぞう
4
すごくお勉強になるのでもう5周くらい読み返しました。 内臓貧弱&精神疾患持ち、病院に行っても異常なしと診断されてしまう西洋医学でおぎなえない部分を東洋医学に出会い改善していました。 その中で不眠をきっかけにアロマオイルを使用したところ効果の高さに驚き、もっと深く勉強したいと思い本書を手に取りました。 精神症状に“香り”と言うものがこんなに深く関係していることに驚きました。実践もしまたが効果を実感しています。 内容も本当に細かいところまで詳しく書いてありもう手放せない1冊です。2021/05/24
kana
3
アロマで情緒面を整えたいと思って読みました。この本に出会えて本当によかった!精神的不調の要因など、「ああそうだな~」と当てはまることが多く、とても深く考察されているのでしょうね。読むだけでも自己理解が深まり、癒しになりました。 精油の選び方なども分かり易いので、実用的な本でもあると思います。2014/03/28