内容説明
日置流竹林派阿波研造の高弟、正法流の開祖。古式に通じ、強弓での固物射貫、管矢にも練達した当代の実力者。敗戦後の日本弓道復活に尽力、射による真の人間教育を提唱して実践に努めた。深く青年を愛し、多くの門人子弟から「のうあん先生」の呼称で敬慕された。
著者等紹介
寺田隆尚[テラダタカナオ]
1928年、静岡市清水生まれ。1952年、東京大学文学部国文学科卒業。1989年まで東京学芸大学附属中学校・高等学校教諭・弓道部顧問。弓道は中学時代に始め、戦中戦後の空白を経て高校教諭時代に再開。吉田能安の門に入り、正法流を学ぶ。現在は東京学芸大学附属高等学校弓道部師範。遊神館弓道吉田教場館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。