榎の里

榎の里

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894770997
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

戦後シベリア方面から復員して来た若き軍医が、裸同然で聴診器一本、オリンパス顕微鏡一台を基に、軍靴を履いて往診する。そのような日常から今日に至る小史と哀歓。

目次

榎の里(雪と樹海;遍歴 ほか)
インフルエンザ猖獗(青田の伸びる頃;夢から空想へ ほか)
金沢時代―内科研究室にて(「百万石」の街;てんかん発作と救急 ほか)
横浜への道(夢あふれる街;開業三たび ほか)

著者等紹介

曠野信太郎[アラノシンタロウ]
本名・竹田鍠(たけだひろし)。大正10年福井県大野市に生れる。昭和18年金沢医科大学を卒業(現・金沢大学医学部)。昭和18年軍籍に入り、軍医。昭和20年~同22年シベリア、モンゴル方面に抑留される。昭和23年福井県大野市にて開業。昭和34年石川県金沢市に転居、金沢大学にて再び研修。昭和44年横浜市に転居、再び医院(診療所)開設。昭和48年~平成13年横浜市医師会広報部員。昭和23年作家胡桃沢耕史と交流。昭和33年日本海作家・同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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