ひつじ研究叢書<文学編>
小説とは何か?―芥川龍之介を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894768895
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3091

目次

不可能としての主題―「羅生門」「鼻」「酒虫」
作為を隠すという作為―「手巾」
「小説」の条件と「人間」性―「芋粥」「或日の大石内蔵之助」
「新技巧派」は「迷惑な貼札」か―「羅生門の後に」「饒舌」
「新技巧派」の面目―「南瓜」
告白の演技性と“探偵小説”―「開化の殺人」
成功する虚構のパラドックス―「龍」「蜜柑」
近代日本の知と回帰する狂気―「疑惑」
「ボードレールの一行」の源流―「黒衣聖母」
奇蹟と不可能―「きりしとほろ上人伝」「じゆりあの・吉助」「尾生の信」「往生絵巻」「仙人」
切実か、不真面目か―「神聖な愚人」とメタフィクション
可能性に賭けられた伝達―「(題未定)」と坂口安吾「文学のふるさと」

著者等紹介

小谷瑛輔[コタニエイスケ]
1982年、兵庫県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学、日本近代文学専攻。博士(文学)。富山大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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酔うた

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「小説とは、小説とは何かを問うものである」として、芥川が選ばれている。改めて芥川とは何者であったのかといろいろ考えさせられた。余計に謎が深まった気がする。戦後まで生きていたらどんな作品を書いたか。2018/01/20

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