目次
第1部 文法化と待遇表現(談話標識の文法化をめぐる議論と「周辺部」という考え方;初期近代英語期における仮定法の衰退とI thinkの文法化;11世紀初頭の日本語における聞き手敬語「-はべり」の方略的運用―社会言語学的要因と語用論的要因をめぐって)
第2部 ひとを取り調べる(初期近代英語期の法廷言語の特徴―「取り調べ」における「呼びかけ語」の使用と機能;ドイツの魔女裁判尋問調書(1649年)に記されたことば―裁判所書記官の言語意識をめぐって
近世期吟味控類における「尋問」と「釈明」のストラテジーについて)
第3部 ひとを説得する(中世イングランド神秘主義者の散文における説得の技法;シェイクスピアにおける説得のコミュニケーション―法助動詞を中心に)
第4部 ひとに伝える(ドイツ最古の週刊新聞の「書きことば性」をめぐって―出来事をどのように報道するのか;申し出表現の歴史的変遷―授受表現の運用史として;『源氏物語』に現れた手紙―求愛の和歌の贈答を中心に)
著者等紹介
金水敏[キンスイサトシ]
大阪大学大学院文学研究科教授
高田博行[タカダヒロユキ]
学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科教授
椎名美智[シイナミチ]
法政大学文学部英文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 株で財産を2倍にする法