目次
第1部 ジャンルとの闘争(中上健次;笙野頼子 ほか)
第2部 現代小説の“変異”(反エディプスの回路―安岡章太郎『海辺の光景』;パラドックスの変奏―三島由紀夫小説構造論 ほか)
第3部 “変異”のための十章(レズビアン―谷崎潤一郎『卍』/松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』;セクシュアリティ―大江健三郎「セヴンティーン」/三島由紀夫『禁色』 ほか)
第4部 レヴューズ1994‐2011(笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』(一九九四)―言葉と夢に浸食された世界
冥王まさ子『南十字星の息子』(一九九五)―「濃い実在」との出逢い ほか)
著者等紹介
中村三春[ナカムラミハル]
1958年、岩手県釜石市に生まれる。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。北海道大学大学院文学研究科教授。日本近代文学・比較文学・表象文化論専攻。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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