PHP文庫<br> 連合艦隊の栄光と悲劇―東郷平八郎と山本五十六

PHP文庫
連合艦隊の栄光と悲劇―東郷平八郎と山本五十六

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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569574455
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東郷と山本の二人に仮託して描く日本海軍史  連合艦隊が経た、栄光と悲劇の歴史を、東郷平八郎と山本五十六という、二人の名司令長官の人生に仮託しながら綴る、ドキュメント。  およそ海軍に志を立てたもの、誰しも一度は連合艦隊司令長官となって、わが大将旗を旗艦のマストに翻し、海の香一杯の快いそよ風を浴びて、艦橋の晴れ舞台に立ち、全軍を一望のもとに収めて、命令一下、これを意のままに動かしてみたいと思わないものはなかった。しかし、ひとたび祖国が敵国と干戈を交え、連合艦隊にも出撃の大命が下れば、連合艦隊司令長官は、一転して人間以上の「鬼」であることを求められる。人の生命を、作戦達成のために犠牲にする、世にも苛酷な、凄まじい「鬼」である……。著者がこう書くように、連合艦隊司令長官となった者は常に「絶対不敗」の十字架を背負っていた。その、厳しい使命を遂行するために、男たちは、いかに思考を尽くし、戦いに挑んだのか。 本書では、この孤高の男たちの代表である、日露戦争の東郷平八郎、太平洋戦争の山本五十六がしるした足跡を辿りながら、日本海軍の栄光と悲劇の歴史ドラマを鮮やかに蘇らせる。  [第1部]東郷平八郎 ●日露戦争に突入す ●連合艦隊司令長官 ●日清両国睨みあう ほか [第2部]山本五十六 ●山本五十六登場す ●「後顧の憂い」との戦い ●山本作戦の精髄??真珠湾空襲 ●「トラ・トラ・トラ」 ほか

内容説明

連合艦隊司令長官となった者は、常に「絶対不敗」の十字架を背負っていた。その厳しい使命を遂行するために、男たちはいかに思考を尽くし、戦いに挑んだのか。本書では、この孤高の男たちの代表である、日露戦争の東郷平八郎、太平洋戦争の山本五十六がしるした足跡を辿りながら、日本海軍の栄光と悲劇の歴史ドラマを、臨場感あふれる筆致で鮮やかに蘇らせる。

目次

第1部 東郷平八郎(日露戦争に突入す;連合艦隊司令長官;開戦劈頭・旅順口急襲;東郷平八郎;「この男には見どころがあります」 ほか)
第2部 山本五十六(山本五十六登場す;「後顧の憂い」との戦い;山本作戦の精髄―真珠湾空襲;「トラ・トラ・トラ」;フィリピンへ、マレーへ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

村上ありす

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二次対戦、特に真珠湾、ミッドウェーの話の本はよくあるが日清日露の話はあまりないので東郷平八郎は参考になる。山本五十六に関してはよく読んだ内容だが、ミッドウェーにおける赤城を攻撃された原因の解説は他よりも参考になる。2013/10/31

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