目次
言葉は喩えで満ちている―喩えることの効能(1)
ぬるきミルクのような幸せ―喩えることの効能(2)
船頭多くして船山に登る―喩えとことわざ
シミリー・メタファー・シネクドキー―比喩についてのちょっと理論的な話(1)
メトニミーとは何か―比喩についてのちょっと理論的な話(2)
かんぴょう巻でも寿司は寿司―さまざまなレトリック(1)
僕は僕の手から帽子を落とす―さまざまなレトリック(2)
昭和な街角―悪文・誤用とレトリック
間接的な言語表現とアイロニー
ナガシマ語とケンポーV―模擬と引喩
詭弁を見抜く―弁論術とレトリック
クラムボンがかぷかぷわらったよ―オノマトペの世界
へたなしゃれはやめなしゃれ―言葉遊びとレトリック
コシヒカリと夢の華―ネーミングとレトリック
著者等紹介
森雄一[モリユウイチ]
成蹊大学文学部教授。専門は認知言語学・日本語学・レトリック論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たか
5
100ページほどしかありませんが内容は濃い良書2018/01/06
るい
3
直喩、隠喩といった有名なレトリックは知っていたけれど、シネクドキー(提喩。「花見に行く」の「花」は、桜の花を置き換えている。)やメトミニー(換喩。「諭吉が欲しい」の「諭吉」は「1蔓延」という意味を表す。)といった言葉は初めて知った。また、よく聞くけれど理解できなかった、トートロジー(自同表現。「人は人、自分は自分」といった述べ方。)などについても学ぶことができた。レトリックの基本を学ぶのにオススメの1冊。2018/12/28
dobrydenkrtek
1
レトリックについての概観をしりたいときに入門書としてよい。わかりやすく、読みやすい。数時間で読破できる。2024/01/16
よっちん
0
図書館。2014/07/13
未完AAA
0
自分の文章にたりないのはレトリックの要素なのかな、と思った。2013/08/08