出版社内容情報
京極夏彦[キョウゴク ナツヒコ]
著・文・その他
小松左京[コマツ サキョウ]
著・文・その他
中島らも[ナカジマ ラモ]
著・文・その他
日影丈吉[ヒカゲ ジョウキチ]
著・文・その他
山田風太郎[ヤマダ フウタロウ]
著・文・その他
山村正夫[ヤマムラ マサオ]
著・文・その他
内容説明
同居の老人の奇行に悩まされ追い詰められた主婦が、一線を越えた末に信じがたい事実を知ることになる(「厭な老人」)。静かな部屋で時を告げる古い鳩啼時計には、遠く離れた恋人との悲劇の結末が隠されていた(「鳩啼時計」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、幻想と怪奇に彩られた物語を収録した珠玉作短編集シリーズ第五弾。
著者等紹介
京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1994年、『姑獲鳥の夏』で衝撃的なデビューを。百鬼夜行シリーズと名付けられた、博覧強記と怪奇趣味の横溢した独自の作品世界は話題となり、1996年、シリーズ2作目の『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞を受賞する。さらに、『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞を、『覘き小平次』で山本周五郎賞を、『後巷説百物語』で直木賞を、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。水木しげるの研究でも有名
小松左京[コマツサキョウ]
1931‐2011。1962年、「SFマガジン」に「易仙逃里記」が掲載されてデビュー、翌年には早くも短編集『地には平和を』を刊行する。壮大なスケールの長編で黎明期の日本SF界を担う作家に。1974年、大ベストセラーとなった『日本沈没』で日本推理作家協会賞を受賞。1985年には『首都消失』で日本SF大賞も受賞する
中島らも[ナカジマラモ]
1952‐2004。大阪芸術大学を卒業し、印刷会社勤務を経てコピーライターに。また、広告代理店でユニークな企画を手掛けたり、劇団を結成して脚本を執筆したり、バンドを結成したりと、多彩な活動を。並行してエッセイや幅広いジャンルの小説を多数発表し、1992年に『今夜、すべてのバーで』で吉川英治文学新人賞を受賞する。1994年には新しいテイストの伝奇小説『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞を受賞
日影丈吉[ヒカゲジョウキチ]
1908‐91。フランスに遊学後、フランス料理の研究指導に携わる。応召されて台湾で終戦を迎えた。1949年、「宝石」の懸賞小説に「かむなぎうた」で入選。1956年、「狐の鶏」で日本探偵作家クラブ賞を受賞する。1990年、短編集『泥汽車』で泉鏡花文学賞を受賞。フランス・ミステリーの翻訳や料理本も
山田風太郎[ヤマダフウタロウ]
1922‐2001。東京医科大学在学中の1946年、「達磨峠の事件」で「宝石」の懸賞小説募集に入選(発表は翌年)。「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で1949年に探偵作家クラブ賞を受賞する。1959年刊の『甲賀忍法帖』以降、奇想天外な忍法帖で一世を風靡した
山村正夫[ヤマムラマサオ]
1931‐99。1949年、「二重密室の謎」でデビュー。『わが懐旧的探偵作家論』で1977年に日本推理作家協会賞を受賞。1981年より4年間、日本推理作家協会理事長を務めた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
nuit@積読消化中
ぜんこう
みゆ
雪之助