目次
第1章 コロケーションと英語史
第2章 コロケーションと法文化
第3章 強意副詞veryの発達
第4章 談話標識のコロケーション―初期近代英語を中心に
第5章 『妖精の女王』における脚韻語のコロケーション
第6章 18世紀から20世紀までのコロケーションの通時的研究
第7章 30年の時間軸において観察される語義およびコロケーションの変化―『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の予備的分析
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shiba
3
コロケーションの通時的研究っぽい研究をしているので読みました/語彙・文法・意味、共時態・通時態、ジャンルによる偏りなどさまざなレイヤーに分けてコロケーションを分析している/観点を細かく設定することは有用だと思う一方、分け方の体系性にちょっと疑問:共時態・通時態とみられる観点と同じ階層で「無変化」や「ジャンル」の話をしている/変化の下位に発生や消失を想定し、無変化とともに通時態での観察で見出せる現象と位置づけ、ジャンルは全く別の観点とするのが適切では/通時態というより共時態を並べた感じ?の調査・分析もあり2024/08/16