出版社内容情報
ことばが変わっていく不思議さに焦点をあてることにより、英語史に関心を持って学べるように工夫された教科書。言語学以外のジャンルに進む学生にも面白くかつ的確にまとめられた入門的な教科書。
内容説明
過去に起こった、あるいは今起こりつつある、そしてこれから起こるであろう英語の変化を15の異なる側面からたどることで、英語の歴史的変容の姿を概観する。
目次
インド・ヨーロッパ語としての英語
英語の外面史と借入語
語彙の歴史
文字・綴り字と発音
名詞の発達
人称代名詞の発達
指示代名詞と関係代名詞
語形変化の衰退がもたらしたもの
主節と従属節
動詞の発達
非人称動詞と過去現在動詞
beとhaveおよび分詞
不定詞と動名詞
否定構文と助動詞doの発達
言語の揺れ
著者等紹介
家入葉子[イエイリヨウコ]
京都大学文学研究科助教授。専門は英語学。1964年福岡市生まれ。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mina
1
英語が時代によってどう変化してきたかを、文法項目別に説明した本。ポイントを絞っているので内容はコンパクト。個人的には、原形不定詞などの文法用語をおさらいしたい気分です。2013/06/15
ろくら
0
p.1 「あることが」繰り返し 誤植(1つ目の段落の最後) p.5 グリムの法則 p.37 注意するべきっ点 2行目 p94 使役動詞 不定詞 p101 18世紀の規範文法家2023/10/10
sipsee14
0
コンパクトで読みやすい教科書で、ふむふむとスイスイ読み進められた。項ごとに入るエクササイズの調べ物や議論を実際にやってそこに講師の補足などが入ればさらに身になりそうだが、自宅自習勢なので簡単にはかなわない。2023/02/18
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