内容説明
高校時代に生物部に入って部活動で山を登るようになり、しだいに心のなかで山の存在が大きくなっていく。山好きが高じて大学で林学を学び、卒業して森林・林業に関わる仕事に携わりながら、独りで、あるいは友と一緒に趣味の登山をつづける。やがて道のある山よりも、地図を読みながら薮をこいで山頂に立つことに愉しさを見い出す。少し平凡でなかった登山を通した半生記。
目次
高地肺水腫―白馬岳
昭和六二年夏(武田春代)
高地肺水腫その後
雨の天狗の庭―飯豊本山・大日岳
オサバグサ咲く水場―大朝日岳
結露したツェルト―屏風岳
はじめての沢登り―八海山
厳冬期東吾妻スキーツアー―東吾妻山
完成した八ケ岳縦走―赤岳
ウメバチソウ咲く谷〔ほか〕
著者等紹介
武田宏[タケダヒロシ]
1961年3月、毎年2メートル以上雪が積もるブナ林に囲まれた新潟県東頚城郡松代町に生まれる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- プランダラ(2) 角川コミックス・エース