- ホーム
- > 和書
- > コンピュータ
- > UNIX
- > その他のOS(UNIX以外)
出版社内容情報
本書は、OS研究の第一人者、タネンバウムによる『オペレーティングシステム第3版』の翻訳書です。OSの設計・理論・実装について、バランスよく詳細に解説された教科書として、20年来の定評を誇る同書の最新版にあたります。
本書の特徴は、なんといってもUNIX互換のMINIXを取り上げているところです。OSの原理・原則を学習するだけでなく,MINIXを利用することで、さまざまな機能がどのように現実のオペレーティングシステムに適用されているかを、実践的に習得できます。そして今回のMINIX 3は、設計を大幅に更新して、信頼性と拡張性をより向上させました。カーネルはたった4,000行程度で設計され、他のOSに特徴的な、煩雑で巨大な単一システム方式よりも、ずっと容易にOSの基本と原理を学ぶことが可能になっています。そこに著者のコンピュータに関する哲学,将来を見据えた OSの設計思想を読みとることができるでしょう。
第3版は、以上のようなMINIXの大幅な変更にあわせて、全面的に書き改められています。
目次
第1章 オペレーティングシステム概論
第2章 プロセス
第3章 入出力
第4章 メモリ管理
第5章 ファイルシステム
第6章 参考文献と引用文献
附録
著者等紹介
タネンバウム,アンドリュー・S.[タネンバウム,アンドリューS.][Tanenbaum,Andrew S.]
M.I.T.にてS.B.の学位を、またカリフォルニア大学バークレイ校からPh.D.の学位を得る。現在、オランダ、アムステルダム自由大学コンピュータサイエンスの教授であり、そこでコンピュータシステムグループ長をしている。2005年1月まで12年間大学院コンピューティング&イメージング専攻科長を勤める。ACMならびにIEEEのフェローであり、またオランダ王立芸術科学院のメンバである。1994年ACM Karl V.Karlstrom Outstanding Educator(最優秀教育賞)、1997年ACM/SIGCSEの最優秀コンピュータサイエンス教育貢献賞、そして、優秀な教科書執筆により2002年Texty賞を受賞している。2004年には、王立芸術科学院より5名の新アカデミープロフェッサーの一人に任命された
ウッドハル,アルバート・S.[ウッドハル,アルバートS.][Woodhull,Albert S.]
M.I.T.にてS.B.の学位を、またワシントン大学からPh.D.の学位を得る。M.I.T.に電気技術者になるつもりで入学したが、生物学者として頭角をあらわす。マサチューセッツ州アマーストのハンプシャカレッジ自然科学専攻(大学院)の教員
吉澤康文[ヨシザワヤスフミ]
1944年東京都に生まれる。1967年東京工業大学理工学部応用物理学科卒業。(株)日立製作所中央研究所入所。1995年東京農工大学工学部教授。現在、東京農工大学大学院工学府情報工学専攻教授。工学博士
木村信二[キムラシンジ]
1962年長崎県に生まれる。1980年長崎県立長崎工業高等学校電子工学科卒業。(株)日立製作所システム開発研究所入所。1983年日立京浜工業専門学院ソフトウェア工学科卒業。現在、(株)日立製作所システム開発研究所主任研究員
永見明久[ナガミアキヒサ]
1976年神奈川県に生まれる。1999年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業。2001年同大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了。(株)日立製作所システム開発研究所入所。現在、(株)日立製作所システム開発研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
yshigeru
yshigeru
y42sora
-
- 和書
- 蒸気機関車形式D51