内容説明
インフレと雇用をめぐる問題は、現代経済学のもっともホットな領域だ。本書はまずノーベル賞受賞経済学者ロバート・ソローが金融政策とインフレについて基調を提示し、それを受けてジョン・テイラーが合理的期待革命の視点から同じテーマを展開、さらに続いてフリードマン、ガルブレイス、グレゴリー・マンキュー、ウイリアム・プールがそれぞれ意見を述べて議論を深めている。現代経済学の課題が総まくり的に展開されているため、学問の最前線を知るには最適の一冊。
目次
第1章 連銀は、どの程度慎重であるべきか?
第2章 雇用とインフレ安定性のための金融政策のガイドライン
第3章 コメント
第4章 回答
第5章 第二回答